6月23日(金)
今日から下の娘が宿泊学習に行きます。
荷物の準備を一緒にしようと声をかけても「大丈夫!先生が自分でやりなさいっていうてたから私がする!」と言い切り、手出しをさせてもらえません。
本当に大丈夫かな・・・。
娘は支援学級に在籍しています。
勉強と友達関係で気になる点がありますが、メインは病気があることです。
2年生の終わりに先生から支援学級へのお声かけをいただきました。
その時はなぜか涙が出て。
きっと娘の将来を勝手に悲観し、可哀想だなという思いでいっぱいになったんだと思います。
3年生から支援学級での生活をスタート。
これまで以上に娘を知ってかかわってくださる先生が増えたこと、彼女のペースで勉強を進めてくださること、友達との距離感などの勉強もしてくださったこと、今となっては親子ともども感謝しかありません。
通常学級の先生と、支援学級の先生と、保健室、管理職、役職の先生などなど、たくさんの先生に見守られて、今日の宿泊をむかえました。
薬もバッチリ、着替えもバッチリ。
何度も放課後に電話をくださった担任の先生には感謝しかありません。
荷物の最終チェックを一緒にしましたが、これであっているのか私は不安で。
昨日の先生の電話では、荷物は過不足なく上手に用意ができているとのこと。
いつの間にか、お姉ちゃんになっていたんだなあ・・・。
ここ1週間くらいは宿泊のことで頭がいっぱい。
実行委員にもなり、ウキウキしているのが手に取るようにわかりました。
しかし昨晩はちょっと不安感にも襲われたようで、ブルーな顔。
やっぱり、ちょっと心配なんだなあ。
今朝起きると、大雨の音。
はあ・・・と思っていたら、40分もしたら、雨が上がり、鳥の鳴き声がまた今日も美しく聞こえてきます。
大丈夫。
きっと楽しい宿泊学習になる。
「お母さん、明日は安心して行っておいでと背中を押して、送り出してください。」
昨日の担任の先生の力強い言葉。23歳、新規採用2年目の先生。娘を持ち上がってくださった先生。こんなに若くて経験もまだ浅いのに、どれだけこの先生に助けてもらっているか。きっと周りの先生のサポートもたくさんあるんでしょう。先生方の配慮には頭が下がる思いがします。
うぐいすとカラスとすずめとあと・・・名前の知らない鳥が鳴いています。
病気を発症してから初めて私と離れての外泊。
楽しんできておいでー。
そう、先生がいうように、優しく背中を押して今日は送り出したいと思います。