6月29日(木)
私の今の仕事は、職場で唯一の存在と言ってもいいかもしれません。
聞こえはいいけど、それだけではないんです。
役職についていますが、何かの運営に携わったり、同僚とグループで動くこともなく、一人で企画運営をしている感じです。
たまに手伝ってもらわないと進まないこともあって、協力を求めます。
気軽といえば、気軽。
だけど、根無草のような感じで、何か物足りない。
難問や新しいチャレンジなど、周りで話し合っている様子を見ていると、とっても寂しくなるんです。
こんな悩みを誰かに話してもあまりガス抜きになりません。
なぜなら、誰一人として同じ境遇の方が職場にいらっしゃらないから。
「真面目すぎるねん」
「気軽でええやん」
仲の良い人や旦那はそう言います。そうかもしれません。
「そんな状況は、ほんまにつらいな。」
同じ職種についていた75歳の母だけ、この辛さに共感してくれます。
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最近、読んでいる本があります。
「フィンランドが教えてくれた100の大切なこと」
フィンランド在住のテキスタイルデザイナー島塚絵里さんの本。
たくさん大好きなページはありますが、その中でも特にお気に入りのものが
「すべてはうまくいく」のページです。
ありきたりな言葉で、響くような響かないような・・・。
そんな思いで私もそのページを読み始めました。
フィンランド語で「カイッキヤルイェステュー(すべてはうまくいく)」という言葉を思い出します。
まとめる、整える、調整するという意味があり、すべてはいずれうまくまとまるということです。
何か困難にぶち当たると、フィンランド人が呪文のように唱える言葉は、根拠はないけど、いずれうまく行くと信じて前に進む勇気を与えてくれます。
本当だよねえ。
根拠が本当にある事象って世の中どれくらいあるのかな?実はあんまりないんじゃない?
あるのはただその「事象」だけ。
だからそれをポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるかは自分次第です。
そう思うと、今日の私が出勤前にすることはただ一つ。
「すべてはうまくいく」と唱える。
今日の私が職場ですることは一つ。
与えられた仕事を「平均点以上」叩き出す。
今日私が職場の人間関係で気にすることはただ一つ。
職場の人は職場の人。みんなと仲良くするって気負わなくてもいい。自分の仕事が円滑に回る程度に雑談に入ればいい。無理に自分の領域ではない運営に絡もうとすることもないや。
気持ちに余裕がないと、疎外感を感じやすいのかもしれません。だけど考えてみたら、忙しい私の職場の中で、自分のペースで無理なく仕事を進めることができる立ち位置って私しかいない。
定時に帰れるのもありがたい話。
すべてはうまくいく🍀
だいたいがポジティブに、倒れずに平均点以上の仕事ができていたら、最後はうまく行くんじゃない?
違う日に、違う気持ちでこのページを読んだら、また感じ方は違うかもしれません。
でも今日はそんな気分。
大丈夫。すべてはうまくいく🍀
こう文字を打ち込むだけでも、なんだか気持ちは前向きになります。
そう、根拠はないけどね😋